その人が持っている個性や特徴を活かして、なりたい姿に、描く未来に近づいていく、幸せを実感する。そんな人になっていくためにコーチとして関わるとき、大事なことはコーチ自身もなりたい姿や描く未来に向かい、幸せを実感していることが大事だと思う。
なぜなら、人が経験したものがもっとも相手や周りに影響を与えることになるから。
得たいこと、実現したいことは人によって異なります。なので同じ行動をしているわけではありません。たとえ同じ仕事内容だとしても、そこでの想いや意識は違います。
ただ、得たいものや実現したいことなどの「願いに向かう」ということは同じです。
その願いに向かうプロセスを体現していることが人の役に立つものだと私は思います。
もちろん、自分の専門分野など成し遂げてきた行動からアドバイスとして役に立つことはできます。
そんな人に関わる方法もあります。コンサルタントやメンターなどはその役割だと思います。
コーチはそれとはまた違う方法で、相手の得たいものやなりたい姿に向かわせます。
そのときに自らがチャレンジをしている姿をその人の前で体現をすることが大事。
「自分は体現できているか?」
という自分自身への
問いを持ち続けることがコーチとして大事なことだと私は思います。