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  • 執筆者の写真Takeshi Goto

良いところを見つける能力


コーチングセッションの中で気づいたこと使って、今度は日常で試してみるという行動をコーチは促します。

クライアントさんにとってこれまでとは違う、そして自分の中で願っていた気持ちから行動をしてみることをしてみると願うものが手に入ったり、さらなる気づきを得て、自分の可能性の広がりを感じる。そんなことが起こる仕組みの一つです。

先日あるクライアントさんにその課題を出した時に、ふと「自分もやってみようかな」と思い立ちました。私は(ほぼ)毎日日記というか気づいたこと感じたことを書く習慣がありますが、それを「自分の良かったところ」を箇条書きにして書くことにしてみました。

「会話の中で本音をしっかり伝えられた」

「なかなか勧められていなかったことに手をつけられた」

「朝ちゃんと起きた」

など些細なことからも良いところを見つけることを実践しました。

これをやってみる前は、「大したことじゃない」と思っていても、それを書き並べてみるとできたことが明確になって結構気持ちがいいのです。

「お、自分は結構できている」

「これまでできなかったことができるようになった」

など自分の成長が目に見えると嬉しくなるし、何より自分が自分を応援している気持ちはさらなる行動力を生み出します。

「これができるならまだ色々できるかも」

「もっと他にも可能性があるよね」

と実感できるのです。

私はついつい「自分はまだまだだ」、「満足したら成長は止まる」などと考えがちで

それはそれで成長するためのエネルギーにもなってはいたのです。

ただ、それだけで進んでいると結構疲れます。

そんな時は「良かったところを見つける」ことで持続可能な成長を促しやすくなります。

自分に対して「まだまだと思う能力」も大事ですが、「良いところを見つける能力」もこれまた大事です。両方使いこなして自分の個性や可能性を広げて行きたいものです。


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