不思議な経験をしました。
昨日は父の命日であることを当日になって思い出しました。亡くなったのは20年以上前ですが、僕はふとした時、父に思いを馳せることがあります。
昨日は命日でもあったので朝に想いを馳せてみたら、なんとなく父の存在を近くに感じたのです。普段では感じられない感覚でしたが、「命日には降りてくるのかも」くらいに思っていました。
そのあとの予定はなんと友人とキャッチボールをすることになっていました。もう何十年とやっていないものでしたが、なぜかやろうということに。そしてキャッチボールは子供の頃に父とやっていた印象的なものですが、なぜかそれを命日に予定している(予定したときは全く気付いていませんでした)。
そのあとコーチングのセッションがあり、そこでもクライアントさんから父との思い出話が出てきました。「なんで今日はこんな父のことを思い出すことが目の前に現れるんだろう??」
そしてコーチングの帰りに電車の中で、普段はほとんど聞かない自分がコーチングを受けたときの録音を勉強を兼ねて聞いてみようと思い、いくつかの中から選んだら、話している内容の中に父について話しているではないですか!!
ここまで父のことを思い出させることが起こることにただただ驚きで、これはちゃんと父と向き合う時間が必要だと思い、夜23時過ぎから日をまたぐまで海辺に行ってただただ父のことを考えて過ごしました。
思えばそのときによって父を想う気持ちは変わってきています。
自分が年齢を重ね父親の年齢になってきて徐々に同じ目線になり、「いろいろ大変でさー」なんて話すようになっている自分がいます。
自分のことを分かってほしい気持ちから、父のことを理解するような気持ちになる。すでに存在しない親との関係も変わってきている。自分のそんな変化(成長)に気づく不思議な一日でした。