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執筆者の写真Takeshi Goto

Who are you?


先日企業の方からコーチングについてのお問い合わせを受けてざっくばらんにお話をする機会がありました。

普段コーチングをトレーニングする場に参加されるビジネスパーソンにお会いすることはありますが、今回のような企業に伺い現場の話を聞かせていただく機会は珍しく、新鮮な機会となりました。

そこで私が印象に残ったものは、「何のために売り上げをあげていくのか?」が今後は変化していくのだろうということです。

企業には製品やサービスがあり、それを売ることがこれまで売り上げをあげる目的になることが実際には多いと思いますし、私自身企業で勤めていたときはそう思っていました。そう思ってというよりはそうせざる負えないといったほうが正しいです。

ただ今後は何のために企業があるのか、社会のなかでどんな存在意義を見出すのかが必要不可欠な時代になってくるのだろうなと感じましたし、お話をした企業のマネジメントの方も、そのように考えていらっしゃいました。

情報量が増えて、AIなどが発達してくる中で存在感を出さなければ生き残れない時代ともいえます。それは厳しいとも言えますが、存在意義をもって働くことはより生き生きといられる時代が来たともいえると私は思います。

そのような企業になるためには、まず一人ひとりが自分の存在意義について考え、見い出していく必要があります。会社のためにの前に自分の存在意義があったうえで働く。そんな集団はとてもパワフルだし柔軟なのではないかと。

私はコーチングの究極的な質問は「Who are you?」だと思います。あなたは何者なのか。

それが存在意義であり、それについて探求をしてくことがこれからの時代より大切なのではないかと思います。

私の存在意義は、生きる喜びを呼び覚ます存在でありたいと思っています。

その手段としてコーチングを行っています。


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