
昨年立山連邦を縦走したときや、今フルマラソンに挑戦しようとして練習しているときに同じことを思ったのですが、「簡単には手に入らないものを手に入れるのと同じことだな」と思いました。
はるか遠くに山の頂が見えていて「あんな遠くまで歩かなきゃいけないんだ」と思いながらも一歩一歩足を進めていくと頂上に辿り着いたり。また先日フルマラソンの練習で30K走りましたが、走り始めのときは「こんなに走れるだろうか」と想像できない距離におののきながらも走り続けたら辿り着いたり。
これらの経験をしてみて「これって遠くへ行くように簡単に手に入らないものを手に入れるときの知恵になるんじゃないか」ということに気づきました。
どちらも最初はしんどさがあるんですが、途中に綺麗な景色が見れて元気が出たり、走り続けていたらなんだか楽しくなってきたり。そして辿り着いてみるなんとも言えない達成感や自信を得られる。
自分の中で起こっていたことは、「この先を進んでいけば、そのうち着くだろう」という楽観さや、淡々と足を踏み出していた、無理せずに適宜休憩したり、早く行こうとせずにペースをゆっくりのままにしていたり。
手に入れたいものの中には、簡単には手に入らないものがあり、往々にして本当に欲しいものはそういうものだったりします。
手に入れたいものがあったらまずは、進んでみる、淡々と、そして無理せずに。これで今年は色々な欲しいものを手に入れに行こうと思います。そして遠くへ行くときの知恵をもっと得て、本当に辿り着きたいところに辿り着いてみたいと思います。
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