小学校時代、受験するつもりでしばらくの間、進学塾へ通っていたことがありました。理由は姉が中学受験をして私立の学校へ行ったのがきっかけです。そんな選択肢があるなら自分もと思ったし、両親も良い学校へ行けるならと言葉としては言っていませんでしたが後押しの雰囲気は少しだけありました。勉強は好きではありませんでしたが1.2年は塾に通っていたと思います。
でも、途中で受験することを辞めました。理由は中学に入るタイミングで引っ越しをすることが決まった時に「あ、もう友達と会えなくなる」と思ったら塾へ行くより友達と遊ぶ時間が欲しかったのです。決めた瞬間の感覚や映像も覚えています。
塾へ行くのも、受験を辞めるのも「自分で決めた」という記憶になっています。もちろん両親などの周りの影響も少なからずあったと思いますが、記憶としては塾に行かされた、辞めさせられたのではなく「自分で決めた」ことなのです。
その後の人生の中でも高校、大学受験、就職、転職、独立などの時に誰かに強く勧められたり、反対された記憶はなく「自分で決めた」という記憶です。そうやって振り返ってみると実は結構、やりたいことやっていたんだということに気づきます。自分にとっては当たり前になっているのでしょう。
コーチングを学ぶなかで、自分のやりたいことはなんだろうかと考えることがありますが、実は結構やりたいことやっていたということにも気づいていきます。そう思うと結構、好き勝手な人生を歩んでいるんだなという満足があることに気づきます。
Commentaires