top of page
執筆者の写真Takeshi Goto

内側にある静けさ


先日私が学び、トレーナーとして現在活動しているCTIジャパン創設メンバーであるフィルというアメリカ人が亡くなられました。


私は直接お会いしたことがありませんがコーチングバイブルという本の著者でもあったので間接的に存在を知っていました。


先日そのフィルを偲ぶ会がオンラインで開かれ、当時彼と一緒にトレーナーとして働いた人や彼から学んだという方たちが集まりました。彼とのエピソードや彼に関わってもらったことで気づきを得たことなどが話されていましたが、それらを聞いているとフィルの人となりが伝わってきました。様々な人となりを聞いていて私の心に最も残ったものはフィルは静かな人だったということ。


私も人となり(相手に与える印象)として静けさがある周りから言われることがあり、静けさは自分の好きなところです。風や木が揺れるような自然の音以外聞こえないような空間のような静けさで、実際に先日冬の山に入ってきましたがまさにそのような空間でした。


そのような空間に身を委ねていると、物事をあるがままに受け入れられて、自分自身に対して何のジャッジメントもしない状態でいられます。そうすると何とも言えない充足感を得られます。


フィルの話を聞いていて私自身の静けさを改めて思い出し、フィルとのつながりを感じられます。ただただ目の前の人のあるがままの姿を見ようとしていた人なんだろうなと思いました。


今この文章を書いていても自分の中が静かになっていくのを感じています。きっとこの文章からもその静けさは伝わっているのでしょう。










閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page