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傾聴を野鳥から学ぶ

執筆者の写真: Takeshi GotoTakeshi Goto



あっという間にお正月モードから仕事モードに切り替わった2024年のスタートでした。忘れないうちに年末年始のことも記しておこうと思います。


義理の両親が野鳥が好きということで、岐阜県と愛知県の境にある奥深い自然のあるところに行って渡り鳥を見に行きました。そこには観察小屋のような場所があり、川辺に飛んでくる野鳥を観察できるようになっています。観るための窓は小さく、人間の姿も最小限にしか鳥には見えないようになっています。


それでも息を潜めて身を潜めていないと、人の声や動きに反応し、窓から手やカメラを出すとすぐに飛んでいってしまいます。慣れている人たちは息の潜め方をよく知っていて全く動かずじっとしていましたが、私のような初心者は、ついため息をついたり、急な動きをしてしまい鳥を驚かせてしまい、すると一斉に飛んでいってしまうのです。


水面で遊んだり、ガツガツと何かを食べていて(ここは餌付けしているので餌を撒いていた)全くこちらの様子など気にしていないかのように過ごしているのですが、ほんの少しの気配を感じ取ることができる。


鳥からしてみれば、いつ何時動物(昔は人間もつかまえていたそう)やより大きな鳥に襲われるかもしれない中で生き抜いているので気配を感じる力が優れていると思うのですが、「こんなにも敏感なんだ」と本当に驚かせられました。


コーチも傾聴のレベル3で目に見えないものを感じ取ることをしていますが、数段上の傾聴力が野鳥が持っているなと。上手がいました。。


そもそも渡り鳥は、国を超えて寒い北方から飛んでくるわけですが、ナビもないのに毎年同じ場所に来ることができたり、どうやっているの知りませんが子孫にもそれが伝わっていたり。人間では考えられないような能力がある。もし人間だったら超能力と言われるようなレベル。


昔は人間もそれに近いような能力、例えば危険察知能力や何かを予測する力など優れていたのかもしれません。そう考えると傾聴力もさらにさらに磨くことはできるに違いないと思えてきます。今年はこれまでキャッチできないような「何か」を捉えることができる傾聴を身につけたいと思います。

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