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主体的な選択の道

執筆者の写真: Takeshi GotoTakeshi Goto



自分のスタンスが試されているような難しい状況が起こりました。とあるプロジェクトが

途中で頓挫するという事態になりました。誤解や行き違いが原因なのですが、一度もつれたものは何ともならず。今になってみればああすれば良かった、こうすれば良かったと思うこともありますし、これまでであればここで自分の主張を怒りを持って伝えるか、諦めて考えをグッと飲み込んだり、事象から離れていくことをしていたかもしれません。ただ今年は、遠くに行く歩き方をする年と決めていたので、起こったことに対して遠くへ行く歩き方の関わりとはどのようなことかを考えてみました。


一歩一歩自分で決めて前に進むことで遥か遠くと思えていたところに辿り着くとは、今回ではどう言うことなのだろうか。


まずは自分に起こったことを受け止め、自分ごととして考えてみる。相手の主張をまずはしっかりと受け止める。その上で自分は何を考えているかを整理する。明らかな違いについては明確に伝えてみる。と言うことを行なってみました。


その時のスタンスとして、この状況で後味ないようにしようというのが今回浮かんできたことです。たとえば、怒りに任せてやってしまったとか、何も言わずに我慢したなどではやはり後味が悪くなります。これまで経験してきました。


なので今回試してみたことは、自分にも相手にも率直な言葉を選ぶという観点で話そうと決めました。ここの場所に立ってみると緊張が生まれてきます。こんなこと言って相手を怒らすのではないだろうか、困るのではないかなど。これいうのは勇気いるなと思うような内容なのはまさに率直なことだろうと思うのです。


お互いにとって良きことが起こることは望みつつも、そこに辿り着くためにではなく、率直に伝えることだけを意識して話してみました。


結果、状況や事象は平行線を辿ったままで、すっきりとした問題の解決には至らないし、感情も色々なものが蠢き、いつも頭の中にあって気になるのですが、同時に不思議と冷静でいられる場所に辿り着いてもいます。


これはおそらく自分がリアクティブでもなく、流されているのでもなく、主体的選択をしているからなのだろうと思います。


遠くへ行くときにはやはりこの主体的選択が必要なのだろうと思いますがこれもこの一年進んでみてわかることだと思います。今回の経験が年末の頃にはどんなことになっているのか興味深いです。




 
 
 

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