様々な目的でコーチングを学びにきます。マネジメントのツールとして、専業、副業として、ビジネスキャリアとしてなど。ビジネスツールとして学びにこられる方が多く、それだけ認知されたのと、必要な場面が多くなっているということなんだと思います。
私も学び始めた時は、「専業であるプロコーチになりたい」、「これを自分の仕事としてやっていきたい」と思って学び始めました。要は「プロとしてコーチングでお金稼げるようになるぞ」というのが学ぶモチベーションでした。
このモチベーションは私にとって結構大きな力になっていました。学ぶ意欲があり、コミットもさらに固まり、苦手なこともやってみるかと思える。
そのようにして学び続けていく過程の中で、「なんでプロコーチになりたいのか?」、「稼げれば他の仕事じゃダメなのか」、「このモチベーションの中には何が含まれているからなのか」などと自分自身でまたはコーチングを受けて深く考えることになります。
私の場合、「プロフェッショナルな自分になる」、「好きなことを好きな時に好きなようにできる自由さを感じたい」、「自分と関わった人が元気になる、生き生きとする存在でいたい」というものが先ほどのモチベーションに含まれていたことに気づきました。
むしろプロコーチになることは手段であって、目的はそこにあったという捉え方が腑に落ちました。どういう人でありたいのか、どんな人生を過ごしたいのかということを見出せたことが、コーチングを身につけること以上に価値あるものだと私は実感しています。
経験の質を上げるのがコーチングであり、それによって人生の質が上がることがメリットなのだと思います。
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