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  • 執筆者の写真Takeshi Goto

コーチングに触れることのメリット

私がコーチングを学び始めた理由は相手の成長を促す関わりがしたかったからですが、結果的に自分の成長につながったことがたくさんあります。


その中でも自分が持っている前提(思い込み)に意識を持つようになったことは、人との会話をしやすくさせてくれました。それまでの私は相手の話の中で意見の違いがあると心の中で「もうこのまま話しても意味ないな」と諦めたり、「いや、それは違うだろ」と相手を否定したり、「自分の考えが絶対正しい」と固執したりしていることが多かったように思えます。


そういった思いをしながら人と話すくらいなら適当に流しておこう、込み入った話はしないようになどと相手との距離を開けていくようになっていたと思います。さらにはまだ話したことない人にもそうなる前に程々の距離を取ろうという姿勢になっていたと思います。自己防衛ですね。


そんな私が自分が持っている(しかも無自覚な)前提に気づくことができたときに、「あ、自分はそんな前提を持っていたんだ」、「前提って正しい、正しくないというものではないんだ」と知ると、相手との違いはただの違いであって、どちらから正しいものではないんだと思えるようになりました。


それに気づけただけで、だいぶ楽になったのを覚えています。もちろん自分の持っている前提は過去の経験から得たものなので正しいと思っていることも多々あります。それでも頭で「ただの違いなんだ」と思えていることは随分と心の持ちようが落ち着いていられます。


人間は全てのことに意味付けをする生き物ですから、自然と前提をつくりがちです。「大人は〇〇であるべきだ」、「男とは」、「女とは」、「長女として」、「長男として」、「マネージャーとして」、「私は〇〇な人だから」などいろいろなそしてたくさんの前提が自分の中にはあります。


それに気づくだけでもだいぶ違います。自分にはどんな前提があるのかに意識を向けてみてください。それを知ったときに自分が「整っていく」感覚を得られます。







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